子どもを任せて大丈夫?学生バイトとプロ講師「決定的な違い」4選

学生バイト講師とプロ講師の違い

こんにちは!
世界一やさしい英語講師“として活動中のRikaです♪

普段は小中高生向けに超やさし〜い家庭教師をしたり、社会人向けに全然怒らない甘〜い英語コーチをしております♪

この記事では、実際に家庭教師として活動している私が実感している「学生バイト講師とプロ講師の指導の差」が出るポイントを厳選して4つお伝えします!✨

ワロ

同じ塾で働いている先生同士でもそんなに違うの?

Rika

そうですね、個人的にはかなり大きな差があるように思っています。

ワロ

へ~そうなんだ!でもりか先生もプロになる前は昔学生バイト講師だったんでしょ?

Rika

おっしゃる通りです!あの時代を経たからこそ今見えるものがたくさんあります♪

今回の記事が、学生とプロ講師の違いがよくわからないという保護者の方々にこの記事が何かのヒントになれれば大変光栄です!✨

【起】学生バイト講師時代に感じた違和感🤔

最初に、簡単に私の教育略歴をお話ししますと、大学1年生の時に個別指導塾でアルバイトを始めたのが最初の教育経験です✏️

そこで違和感を感じたことを機にその塾を辞め、大学生の間に自身で家庭教師サービスを立ち上げました🎊

以降は卒業までどこにも所属せず完全個人で家庭教師サービスを続け、企業に就職後も休日に近所の中高生に英語の家庭教師をしたりと、細々と英語を教える習慣がずっと続いておりました📖

そんな風に休日も家庭教師をしに行くほど、学生と楽しく会話したり英語を指導することが大好きで続けてきましたが、全ての講師がみんな同じように「好きで指導している」というわけではないことも分かっています。

実際わたしも学生時代に塾でアルバイト講師をしていた頃は、生徒全員に一律同じ教材を解かせる融通の効きづらい指導には少々疑問を感じてましたし、
温厚な性格なので宿題を忘れてきた生徒や授業態度が悪いにはきちんと注意しなければならないという塾の方針にもかなり不満でした…。😢

「理解度が遅い生徒のフォローをもう少し手厚くできればなぁ…」
「別に怒っても根本的な解決になってないのになぁ…」

などと、私がどの塾にも所属せずその後自身のサービスを立ち上げた背景には、こういった一般的な塾のマニュアルに対する不満があったのです。

一方で、同じ塾で数年勤めていた先輩バイト講師はいつも淡々と指導をしており、

先輩バイト「そんな真剣に考えなくても、ただ教えながら時間が経つのを待つってことの繰り返しさ!🌟」

のように、私によくアドバイスしてくれました😅

プロ講師になった今では、あの先輩がいわゆる一般的な「大学生バイト講師」の典型例だったんだなぁと分かります💦笑
(先輩ごめんなさい…🙏)

プロ講師と学生バイト講師の違い4選💡

もちろん中には志高く生徒を指導している素敵な学生バイトの先生たちも沢山いることは重々承知しております!✨

ですが今回は私が今までご家庭や生徒自身から何度も聞いてきた話や、私が実際に接して感じたあくまで主観や個人の経験に基づく視点で、一般的なプロ講師と学生バイト講師の差を比較させていただきます🙏

プロと比較をする上でどうしても一部の学生さんに対して批判的な捉え方や表現が多少あるかと思いますので、
もし記事をお読みの方で日ごろ誇り高く指導されている学生バイトの先生や、そういった素敵な先生に既に指導を受けている生徒さんがいらっしゃったら本当にごめんなさいね😭💦

① 生徒に合わせた「教え方の引き出し」の数📚

【学生バイト】
→自分自身が習ってきた方法や感覚に偏りがち
【プロ講師】
→生徒の性格や苦手な問題の傾向を見て、教え方を柔軟に変えられる

指導経験が豊富であればあるほど、
「こういうタイプの生徒にはこんな風に伝えると分かってもらいやすい」
という生徒への教え方のレパートリーも比例して多くなります✨

過去の指導経験で頭の中に蓄積したデータ量が多いので、どの引き出しを開けてどの教え方を目の前の生徒に使えば効果的なのか、瞬時に判断できるので、柔軟で融通がきくとも言えますね😊

例えば英語だと、
「こういう英単語だから、とにかく覚えるしかない!」
みたいな、とにかく深く考えずにサクサク暗記で対応したい内容も中にはあるのですが、こういう場合に、

「とにかく覚えて!」
と伝えても大丈夫な生徒とダメな生徒がいます⚠️

・暗記することの苦痛にまず共感してほしい
・それを覚えなきゃいけない理由が知りたい
・理屈が分からないからイメージしにくい
・決まった法則やルールがないと覚えにくい

など、生徒によって実にさまざまなニーズがあるので、

例えば理屈派の生徒には、
無理にでも独自の覚えるヒントになるルール(ダジャレ・替え歌・語呂合わせ)を作ってあげる

とか、理屈が苦手な感覚派の生徒には、
その単語が強烈にインパクトに残るエピソードを絵を描きながら話してあげて視覚と聴覚に訴える
(「昔さ〜この単語の意味知らなくて○○な事があってめっちゃ恥かいて△△だったから◻︎◻︎で〜」)

など、生徒のタイプごとにカスタマイズが可能です⭕️
中高生の趣味のアイドルに例えたり、好きな漫画のストーリーに例えてみたりすることも効果的ですね!🌟
(なのでそのために日頃から世の中のトレンドにアンテナ張って生徒の趣味についていく勉強が大変です!笑)

②勉強が苦手な生徒への寄り添い方🌱

【学生バイト】
→物分かりのいい優秀な生徒の方が説明が楽で助かる
【プロ講師】
→理解が遅い、人見知りで質問できないなど、周りより課題を抱えた生徒への対応が上手い

一度サクッと教えただけで全部理解してスラスラ解けるようになる生徒ばかりではありません。

「なぜこの子は分からないんだろう?」
「何が難しくて解けないんだろう?」

というYouメッセージ(主語が相手)ではなく、

「どう伝えれば分からない感覚や苦手意識を減らせるだろう?」
「どんな風に話しかければ質問しやすい雰囲気を作れるだろう?」

と、主語を「自分」にした思考で物事を見ることができないと、生徒との距離はある程度のところまでしか縮められません❌

生徒の心のボーダーラインを越えて、それ以上に一歩踏み込ませてもらう(=生徒が心を開いて迎え入れてもられる)状況を作るのはプロ講師の方が指導経験豊富なぶん上手な気がしています😊

プロ講師ともなれば、生徒の声色や顔の表情からその子が本当に「分かった。」のかどうかなんとなく判断がつきますしね👍✨

このように、勉強以外にも「心の安心感」を整えるのが得意なのがプロの先生です👩‍🏫✨

③ 中長期的な課題への計画的なサポート🏁

【学生バイト】
→目の前の問題を解くその場限りの短期的な対応に留まりがち
【プロ講師】
→テストや成績、その後の受験を見据えて「何を・いつ・どうやって」学ぶか中長期で指導を設計

成果が「今日できた!」だけで終わらないのがプロ講師の特徴かと思います!

一般的な塾や家庭教師サービスだと使うテキストが用意されているパターンが多いので、目の前のテキストの問題を解くことが目的になってしまう気持ちもとってもよく分かりますがね…。😅

ただ、そのテキストは目的を達成するための「手段」の1つというだけで、それが全部解き終わったらその生徒の課題が解消されるというわけではないですよね。

その子の最終ゴールや向かう方向を見据えた上で、たまには状況に応じて路線変更しながら、計画的に日々指導をしているのもプロの特徴です🌟

ですので、
「うちの子は今◯◯だから将来的には△△になってほしい」
「今の◯◯な状況を受験までになんとかしたい」

などと具体的な要望をお持ちの保護者さんにはプロ講師の方がよりニーズに沿った対応が可能かと思います!⭕️

④ 指導期間の長さ📅

【学生バイト】
→先生がいずれ卒業してお別れしなきゃならない
【プロ講師】
→生徒が卒業するまでずっと伴走できる!

これは仕方ないですよね😅

大学生はいずれ卒業して別れがきてきまうので、その度にまた新しい先生を見つけてこなきゃいけません🌸

せっかく慣れ親しんだ先生とサヨナラしてまた0から新しい先生と関係性を築くのは生徒さんにとっても多少負担になります🌀

「年齢の近い色々な大学の先生と関わって話がしたい!」

というニーズをお持ちの生徒さんには合っていると思いますが、

「人見知りで関係性を築くまでに時間を要する」
「特定の気に入った人、慣れた人に毎回教えてもらいたい」

というニーズにはプロ講師が1歩リードですね😊

ですので保護者さまがマンツーマンの個別指導サービスをお申し込みの際は、
「先生はうちの子を最後まで指導していただけますか?」
と聞いてみましょう!😆

この質問をすれば、安易な気持ちで応募してくる講師や、指導途中で何かと理由をつけて辞める講師を最初から遠ざけることが可能ですよ⭕️

【結】バイトもプロも、生徒に寄り添う心を持って!🌻

私が今回の記事の執筆に至ったエピソードとして、とある生徒のこんな言葉がありました。

生徒「前の先生は優しかったし分かりやすかったけど、私が問題の答えを間違えた時に、 “あ〜間違えたか、解説しなきゃ。” っていう空気を何となく感じて嫌になって。先生がそう言葉に出して言ったわけじゃないけどなんとなくそんな感じがした」

優しくて分かりやすくて言葉では何も言ってないのに、不思議だと思いませんか?

でも私はこの生徒が感じた感覚は正しいんじゃないかなぁと、何となく思うんです🤔

口には出していなくても
「このままただ時間が過ぎればコスパ良く楽に時給がもらえる」
という思考から思わずふと漏れ出てしまった先生の表情・空気感を生徒が察知したのかと…🌀

子供は大人よりもピュアで単純で柔軟で、時には大人より鋭い感性を持ちます👀

もちろんバイトの学生さんでも生徒に人気の優しい先生もいますし、大学生の方が歳が近くて話しやすいとか、憧れの大学のイメージ膨らむとか、良いメンターになれる条件も揃っていますから一概に批判する気はありません。

ただ、時給思考や目の前の単純作業をこなすような感覚で講師という仕事に取り組んでいると、意図せず生徒を傷つけてしまうことにも繋がります💔

クビになった先生はまた別の職場に行けば解決しますが、クビにした側のご家庭の生徒さんの心の傷は簡単に消えません😭

プロでも学生でも、「勉強ができること」、「教え方が上手いこと」以前に、目の前の生徒を思いやる気持ちをどうか最低限持ったうえで仕事に当たってほしいというのがわたしの切実な願いです!🙏

今回は私には珍しく多少批判的な内容を含んでしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!💖

この記事を書いた人