こんにちは、”世界一やさしい英語講師“として活動中のRikaです♪
この記事では、暗記が苦手な人向けの英語学習の方法についてご紹介します。
「英語を話せるようになりたいけど机に向かう勉強は面倒くさい」、「単語を覚えるのが苦手」といった方々に少しでも参考になれば幸いです。
目次
- 暗記が嫌いな人こそ英会話
- 理由①暗記しても会話で使えない
- 理由②負担が少ないので継続できる
- 理由③あなた専用の単語帳など無い
- 面倒ごとは避け、とにかく楽しく♪
暗記が嫌いな人こそ英会話

これから英語学習を始めようという方は、まずはじめにどんなものをお使いになりますか?
思い立ったら真っ先に本屋さんに向かい、英会話の本や単語帳を購入される方がかなり多いのですが、ひと口に「本」と言ってもたくさんありますよね。
「この一冊で旅行英会話!」
「ビジネス英単語完全版!」
のような謳い文句の本は沢山ありますが、実際のところどうなんでしょう?
確かにその人の学習ステージによっては特定の教材が役に立つこともあります。
ただ、本音を言うと、個人的には英会話を開始する際に単語帳の購入は不要だと考えています。
もちろんたくさん単語を知っている方が作れる英文の幅も広がるのですが、初心者の方には単語帳をじっと見て暗記するスタイルよりも、もっと実践的な英会話レッスンの方がオススメです♪
「じゃあ単語帳もなしにどうやって単語を習得していけばいいの?」
「なぜいきなり単語よりも英会話なの?」
という疑問に対して、いくつか理由をご説明したいと思います。
理由①暗記しても会話で使えない

「読めば何となく意味がわかる単語」と、「実際の会話で使える単語」は違います。
皆さんが単語を一生懸命暗記した結果、その英単語をクイズに出されたら即座に日本語訳できるという力はついているでしょう。
ただし、その英単語を普段の英会話で使いこなせるかと聞かれれば、多くの方がNOだと思います。
もし本当にそんなことができるのであれば、中高の6年間でひたすら単語を暗記させられてきた我々はすでに英語ペラペラじゃないとおかしいですよね(笑)
ところが、あんなに暗記した6年間が嘘のように、英会話になるとmakeやhaveといった超初級レベルの簡単な英単語でさえパッと浮かばないのです。
単語を日本語訳する能力と、英会話で単語を使いこなせる能力はまったく別物ですので、ぜひとも皆さんには英会話レッスンの実践を通して生きた単語を身につけていただきたいです♪
理由②負担が少ないので継続できる

人間は己の欲望を満たしながら快楽を享受する生きものです
「私は厳しい修行が大好き!」
のようなレアな性格の方は別として、基本的に多くの方は無理をしてもあまり長続きはしません。
学習を開始した最初のほうは、
「よーし、今日から頑張るぞ!」
と気合い十分なのですが、その気合いはあと何年保てますか?
というか、無理のない学習方法だとしても、何年もそれを継続するってほんとに難しいことなのです。
そのうえ無理までしてしまうと、必ず数ヶ月後には自分が楽な方へ逃げてしまい、学習をサボりがちになってしまうでしょう。
スパルタ式の学習は自分の欲望も満たしてくれませんし、快楽も与えてくれません。
結局はご自身が「楽しい!」「満たされる!」と感じられる方法でしか続けられないのです。
楽しければ自発的にやる気が起きますからね!
ですので、無理に「毎日単語帳◯ページ!」のようなスタイルよりも、「毎日1回英会話」のほうが誰かと話しながら楽しく学べると思いますよ♪
理由③あなた専用の単語帳など無い

市販の単語帳に詰まっている単語はどのくらいあなたに必要な単語でしょうか?
「dog 犬」
「apple りんご」
とか色々覚えましたよね。
でも日常生活で犬とりんごの話そんなにしますか?笑
だったら自然な会話の中で、
「へ〜犬ってdogっていうのか〜」
って学べた方が良いですよね。
その方が印象に残るから記憶にも定着しやすいし!
使用頻度の低い単語を一生懸命覚えるよりも、ご自身が沢山使う可能性のある単語、フレーズに集中してみましょう♪
ご自身の趣味とか、お子様の習い事だったり特技だったり、お仕事の話とか最近ハマっている映画のあらすじとか…
そういったものを英語でなんと表現するか調べるだけでも、ずいぶん内容の詰まった英語学習になりますよ!
個人的には、わざわざノートに単語を書き留めなくても印象に残れば勝手に記憶に定着するので、面倒な作業が苦手な人は調べるだけでもOKです。
ときどき見返してちゃんと使えるようにしておきたいという方は、ノートに書き留めておくと、すなわちそのノートがあなた専用の単語帳ということになります。
単語帳のお値段は0円♪
ただし単語帳を作ることに必死になりすぎて書く作業だけ終えて満足してしまっては意味がないので、必ず見返す!という意思もないのになんとなくノートをつけるのはやめましょう。
思いが詰まっていない書き写しの単純作業だと、そのうち書くのが面倒になって英語学習がストップしてしまう原因にもなりますからね。
面倒ごとは避け、とにかく楽しく♪

とにかく私が伝えたいことは、ぜひ楽しく学んでほしいということです。
ほんの一瞬でも英語を勉強しようと思ったそのご自身の素晴らしい思いが、きちんと成果という形で報われるようにするためにも、くれぐれも無理はしないことを心がけてください。
1日1時間の学習を3日で飽きてしまう人よりも、1日5分しか学習しないけど生涯学習し続ける人の方がトータル学習時間は多いですからね。
一時の学習時間に紛らわされず、何年も続けていけるような楽しい学習スタイルを設計してくださいね♪